特許取得
水性硬質ウレタン高防滑
KB1D工法
これまでの塗り床はエポキシ樹脂やMMA樹脂での施工が主で水の取り扱いが多い食品工場や病院、介護施設、飲食店等の厨房、洗浄室では従業員の安全の為に樹脂に珪砂等を散布して防滑性を持たせて来ました。
しかし昨今剥離しにくく熱や水、耐荷重性、耐薬品性に優れた水性硬質ウレタン樹脂の塗り床が主流に成ってきています。
水性硬質ウレタン樹脂材は樹脂に粉体や粗目の骨材を混ぜコテで塗り付けし表面に露出した骨材が滑り止めの役割を果たします。この骨材は元来耐熱性を持たせる為の骨材で、対応できる温度に比例して骨材も大きくなり塗りも厚くなります。
床に水だけが流れてる場所では十分な防滑効果が得られますが鶏肉工場などの脂分のある床は防滑性に不安がありました。
そこで私共が今回考案し特許を取得したのが水性硬質ウレタン高防滑KB1D工法です。水性硬質ウレタン樹脂を塗り付けた上に粒子の揃ったアルミナ骨材を散布し、その上からトップコートを掛けて仕上げる工法で、散布したアルミナ骨材が摩擦抵抗を上げ脂の付着した床でも安全に歩くことができます。しかも通常塗りの工程だけで2日かかる作業を1日で仕上げることにより工期短縮、コスト削減を可能にしました。また、既に改修や新設で施工された水性硬質ウレタン床の上にも高防滑工法を施す事ができます。
安全で快適な床造り!
スリップ転倒による労災0を目指します
特許番号 | 特許第7556561号 |
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施工前
下地処理完了
水性硬質ウレタン塗り付け
砂骨ローラー掛け
アルミナ骨材散布
アルミナ骨材散布完了
アルミナ骨材散布完了
トップコート塗布状況
水性硬質ウレタン高防滑工法完成
水性硬質ウレタン高防滑工法完成
水性硬質ウレタン高防滑工法完成